がんと補完医療とマイタケ成分について。(9)
五段階の臨床病気(ステージ)について
ここで五段階のステージとその治療について簡単に
説明します。
ステージガンの状態と治療法
0期 0期
乳がんが発生した乳腺のなかにとどまっているもので
極めて早期のがん。
乳がんの切除、または乳がん部分切除手術と放射線治療が
行なわれる。術後にホルモン療法を行なう場合もあり。
Ⅰ期 Ⅰ期
しこりが2cm以内で乳がん以外に転移していないと
思われる階段。
Ⅱ期
Ⅱa期
しこりが2cm以下でわきの下のリンパ節へ転移している場合、
またはしこりが2~5cmでわきの下のリンパ節への転移がない場合。
Ⅱb期
しこりが2~5cmでわきの下のリンパ節への転移がある場合。
Ⅲ期
Ⅲa期
しこりが2cm以下でわきの下のリンパ節への転移があり、
しかもリンパ節同士がくっついている状態、または、
わきの下のリンパ節への転移はないが胸骨の内側の
リンパ節がはれている場合。
あるいは、しこりが5cm以上でわきの下が胸骨の内側の
リンパ節への転移がある場合。Ⅰ期からⅢa期は手術が可能。
Ⅲb期
しこりの大きさや転移の有無にかかわらず、しこりが胸壁に
固定しているか皮膚に現れ、皮膚の浮腫やただれが生じて
いる状態。
Ⅲc期
しこりの大きさにかかわらず、わきの下と胸骨の内側、
両方のリンパ節、あるいは鎖骨リンパ節に転移がある場合。
Ⅲb期、
Ⅲc期は原則的に手術はできない。
ただし薬物・放射線療法によりがんが小さくなれば手術が
できる可能性あり。
Ⅳ期 Ⅳ期
しこりの大きさを問わず、骨、肺、肝臓、脳など他の臓器に
転移している場合。
がんが全身に広がっている状態なので手術により乳房を取る
ことに意味はない。
以上ご紹介したのは、あくまでも標準治療です。
次回に続きます。
心からだのカウンセラー石井 寛 も代替医療「補完糖鎖栄養食品」を
支援しています。
NPO法人 補完代替医療推進センターCAM 転載承認