KY→こころの「メタボ」ってこは?
テーマ:相手軸
若者たちはKYという言葉で
「自分たちの感情を表現したい!
自分たちの感情を読み取ってほしい!」
と、人に同調したり、その場の雰囲気に合わせたり
することを求めているのではない。
「今時の若い者は」・・心がメタボになっている人たちの
言葉で、これは感情表現に対する姿勢の違いでは・・・
つまり大人たちは、自分の感情を隠すことが美徳で、
理屈をつけるための言葉で感情を隠そうとする。
若者たちは自分の感情を表現することが美徳だと思う。
いままでは、「感情的」の対義語は「理性的」であったが
これからは「感情的」の対義語が「感情表現的」になると・・・
感情表現が上手くできればそれ自身が「知性的」と言える。
若者たちが感情表現を大切にする声は、個人・個性を
大切にしたいという自主性の萌芽で、真の民主主義が
ようやく花開き始めたかの感がある。
詩人の八坂裕子氏
「空気が読める人の話し方読めない人の話し方」(WAC BUNKO)
ともあれ相手側にたって話を聞く姿勢が
ポイントになるようですね。
2年前ご夫妻から家族の悩みで相談いただいた奥様からの
昨日のお手紙では「もう悩まなくて済みそうです。
心身ともに痛みがありますが負けずに頑張ります。
有難うございました」
精一杯の相手軸で生きてこられたシニア世代のご夫妻の
ご健康で幸いの人生をお祈り申し上げます。