TPPは我が国にとって善か悪か、損か得か?

テーマ:自由化

TPPは我が国にとって善か悪か、損か得か?

はたまた幸か不幸か?

具体に検証する時は今を置いてない。

「命が商品になる」ことを招いてはならない。

例えば日本の「国民皆保険制度」が50年余だが、

当の日本人自身が、「全ての人々に、国内のどこにいても

平等に良質の医療を受けられる」という現実を

理解しているだろうか?

韓国、台湾、タイ等々

「医療費の低さ&平均寿命の長さ」が

評価(WHO)されて今や、50ヵ国が国民皆保険を

導入していることを。

一方、米国の「医療」が社会保障でなく「自己責任」で

あることは、はしょって言えば、ビジネス化せざるをえない。

ともあれTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)

「2015年までに工業製品、農産物等々24分野例外なく

すべての関税・貿易障壁を撤廃する」とは、

投資家や企業とっては

最良の未来が保証されるも同然である。

さて、結論のみを言えば「命が商品化する社会」と

なる懸念がある。

実質は米国との二国間貿易協定は加盟国の犠牲?、

特に日本の未来がかかっている。

日本史上まれにみる最大の危機(大震災のみにあらず)を

乗り越える障壁は大津波以上に高い。

さてどうする大人たち!

(ジャーナリスト堤 未果氏の言から一部引用)

『首都大学東京教授の宮台真司氏の

「任せて文句を言う」日本人の典型的行動パターンから、

「引き受けて考える」ことが今、求められている』

これは明確な視点と思った。

政治家等だけに任せていては、

日本は不幸になると考えるが如何でしょうか?

あえて2011年の記事を論評せずに再掲。

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