「モノ盗られ妄想」ということについてお聴きしました。
「モノ盗られ妄想」ということについてお聴きしました。
「近所の人から、うちの嫁が私のお金を
こっそり盗んで知る。」と。
そんなことが起きることもあるようですが、
コレは認知症特有の症状の一つだそうです。
心しておかないといけないのは、家族の人間関係や、
個々人の性格等が原因ではないということです。
初期の認知症でもあるように病気による現象です。
モノ不足の世代、お金はモノを大切にしてきたご本人も、
一つ一つの出来事を脳に記憶させるところが「障害」によって、
この場合は『財布』がすぐさま見つからないために焦る気持ち、
紛失した不安感を無くしたいことから、
自身の心を落ち着かせるための「仮の世界」が
【モノ盗られ妄想】になると専門家から学びました。
家族を含む、関係者はこの点を良く理解する必要があり、
大切なものが無くなったことで動揺している姿に同情する。
また安心を与えるために生活やお金には困っていないからと
ご本人に伝えることも大事だそうです。
常日頃からは、限られた自宅内だけではなく、
デイサービス等を活用して良い刺激も良いとのことでした。
高齢化がますます進んでいく社会ですので明日は
我が身として身近なところで「認知症」の症状について
理解をしておきたいと思いました。
65歳からの健康を考える(会)日々から、
早や前期高齢者への道に至ることで心の準備も
怠らないようにしたい。
By 心とからだのカウンセラー