「天寿を全う」できるかは己が生き様次第だ・・・と
ご葬儀が続く・・・
彼が友とともに我が家を訪れたのは30数年前・・・
談笑の中で「引っ越しを早くします。」と言って
現在に至った。
文化芸術に心を置いた仕事と人生は、大病との戦いを
通して一段と生命の尊厳、生き方の基本を大切にして
一生を終えられた。
棺に向かいご尊顔を拝した時、生前の出会いを含めて
思いを新たにした。
年齢ではなく使命を果たされた安堵感を感じながら、
まさに寿命を全うされたと確信でき感動しました。
”生老病死”は人生の定め。
ならば、今を悔いなく、自分だけのためだけで終わらずに
人のため、世のために自分らしく使命をを見いだして、
生き抜くことこそ大切と決意した。
心からご冥福をお祈りいたしました。
会いたい人には、求めて会うこと時は待たないと・・・
その夜には良き友を訪問した。
「報告したいこと聴きたいこと語りたいことがいっぱい」と
引き留められつつ深夜になりました。
彼も大病と向かい合いながら一族一家、近隣の人々とも心暖かな
交流を続けておられる。「信頼と尊敬」を共にしてきた同志である。
ご夫妻との思いのたけの話は私にとって最良の心の栄養を
いただきました。感謝します。